虎吉の花行脚シリーズ   過年度はこちら → 2017年 2016年

虎吉の花行脚 (2018年)

(11)富士山麓(富士吉田市)  (2018年9月24日)

終末期のヒメヒゴタイ

サラシナショウマの森

カラハナソウ、ダンコウバイ、ノブドウ

アレチマツヨイグサ、アキノノゲシ、タチフウロウ

忘れられかけている天然記念物:雁の穴(くずれ穴)

(10)秋の気配漂う北岳へ    (2018年8月27-29日)

75歳の記念に北岳でアカイシリンドウ、サンプクリンドウ、ヒメセンブリを探す。

残念ながら日照の関係でアカイシリンドウは花を閉じ、サンプクリンドウは半開きの状態。ヒメセンブリは発見できず。

稜線付近は曇り時々雨、一瞬陽が射す天気であったが、おかげでライチョウの親子に出会え、ブロッケン現象もみることが出来た。

高嶺の花を探す旅はもうこれが最後になるのだろうか。

(中央奥がアカイシリンドウ、紫の少し見えるのがサンプクリンドウ)

アカイシリンドウ、サンプクリンドウ、トウヤクリンドウ

稜線付近の花

キタダケヨモギ、イワインチン、ミネウスユキソウ、キタダケトリカブト、ミヤマシャジン、ヤナギラン

ライチョウの親子(6羽・うち5羽には脚に識別用のテープ)

名残りの花:シロバナタカネビランジ、キンロバイ、ミヤマハナシノブ

ナナカマドの実:ナナカマド、ウラジロナナカマド、タカネナナカマド

大樺沢を彩っていた花々

サラシナショウマ、オクモミジハグマ、ヤハズヒゴタイ、ミソガワソウ、

コウシンヤマハッカ、センジュガンビ

おいしそうです:オオヒョウタンボク、タイツリオウギ

(9)ホソバオグルマを求めて  (2018年8月13日)

ホソバオグルマを求めて渡良瀬遊水池、さいたま市西区土屋地区を散策。

シロネ、キツネノマゴ、ガガイモ

シムラニンジン、タコノアシ、エゾミソハギ

(8)尾瀬ヶ原 (2018年8月3-4日)

8月に入り平日の尾瀬は少し静寂を取り戻していた。

猛暑が続く横浜からやって来ると、涼風吹く尾瀬は天国だ。

 

湿原に咲く花の中心はサワギキョウとオゼミズギク。

白花のサワギキョウが一株だけ見られた。

サワギキョウ

一面に拡がるオゼミズギクとアブラガヤ

イワアカバナ、ミズオトギリ、オゼヌマアザミ、シラネアザミ、ヤチヤナギ、オオバセンキュウ

チョウジギク、ジャコウソウ、ヒメシロネ

ヒツジグサ、イワショウブ①、イワショウブ②

早朝の尾瀬ヶ原。夜露を身に纏ったトンボと蜘蛛の巣。(拡大してご覧ください)

(7)栂池、天狗原、白馬大池  (2018年7月18-20日)

岡山、四国方面を訪れる予定であったが、豪雨災害のため行先変更。

今年は開花期が早く、栂池のクロバナロウゲもひょっとして咲いているかもと思ったが、蕾すら付けていなかった。

白馬の人たちも過去に経験したことがない暑さだと言う。

ヒオウギアヤメ、テングクワガタ、ミヤマツボスミレ

ハクサンイチゲ、コバイケイソウ、ウラジロナナカマド

タカネ(イ)バラ、ベニバナイチゴ、ハクサンコザクラ

チングルマ、タテヤマリンドウ、ミヤマコゴメグサ

(6)富士山麓、白馬山麓、大峰高原周辺 (2018年6月24、26日)

① 富士山麓のコアツモリソウとキソチドリ  ラン科はこちら

② 白馬村落倉周辺の花と昆虫

ヒメアオキ、オオナルコユリ、バイケイソウ、クモキリソウ、サイハイラン、ツチアケビ(生まれたて)

ハッチョウトンボ(若い雄)、ハッチョウトンボ(雄)、ヒメシジミ(雄)

ヒメハサミツノカメムシ、アオジョウカイ、キバネツボトンボ、ベニボタル

③ 大峰高原周辺

大峰高原のオオカエデ

 

大峰高原は大町市から池田町にわたって南北に延び、東西を糸魚川・静岡構造線に挟まれた、フォッサマグナ西端の地である。

唐花見(からけみ)湿原を占領したミヤマウメモドキ。3枚目が雌株、4枚目が雄株

鷹狩山のササユリ

(5)神ノ川ー犬越路ー檜洞丸 (2018年6月3日)

    犬越路から檜洞丸に向かうと、鹿さんが入念に下草刈りをやってくれたおかげで草花はほとんど

    見当たらず。目的のトリガタハンショウヅルも見つけることは出来なかったが、可哀そうに思った

    のか花の女神はオノエランを提供してくれた。

オノエラン

岩陰の湿った場所で谷風に揺れていた。

 

東北の山ではよく見かけるが、丹沢で出会うとは

思ってもみなかった。

東北のそれより、小さく繊細だ。

クワガタソウ、ミヤマカラマツ、ジシバリ(イワニガナ)

ツクバネウツギ、サラサドウダン、カマツカ

(4)関東山地南限の人気花 (2018年5月23日)

 

地質学上の関東山地

その南限地域の人気花を訪ねる。

 

ベニバナヤマシャクヤク

エビネ (ヤブエビネ)

ウリノキ

(3)山仲間と遊ぶ (2018年5月15日~16日)

① 初日、園芸種や人工的に管理されたものが多い希少種の自生地を訪ねる。

  今年は開花が早く、最盛期を過ぎていたものが多かった。

② 初めて案内してもらった入野谷山山頂

 

  中央構造線に沿った山並みが

  何本も重なっている。

カツラの巨木が二本並んだ安らぎのパワースポット

周辺は小ぶりのニリンソウが埋め尽くす花園だ。(ニリンソウ・PH:NAKAMURA YOSIE)


(2)父島・母島   (2018年3月29日~4月1日)

海洋島である小笠原諸島は大陸の影響を受けにくく、海流、鳥、風で運ばれた種子が発芽し、独自に進化した

ものが多い。

一方、人の活動に伴い持ち運ばれた種も多く、生活圏には外来種が多いのも現実だ。

島のガイドブックでは固有種、広域種(日本の他地域にも存在するもの)、外来種と分けて紹介されているが、

ここでは4日間で出会った固有種を中心に紹介します。

 

メグロ(母島)

 

PH:TAKAGI   TAKUJI

 

         

①ムニン(無人)アオガンピ ②ムニンネズミモチ ③ムニンモチ(絶滅危惧種)

④タコノキの果実 ⑤タコノキの根 ⑥タコヅル(蔦のように木に張り付く)

⑦シマギョクシンカ ⑧テリハハマボウ

⑨シラゲテンノウメ)(葉の縁に毛が密生。岩場に多い) ⑩タチテンノウメ(広域種)

⑪マルハチ ⑫ノヤシ ⑬マニラヤシ(外来種)

⑭ウチワゴケ(着生シダ) ⑮シマオオタニワタリ(広域種) ⑮ムニンシラガゴケ


(1)クマノザクラ  (2018年3月17,18日・串本町、古座川町、太地町)

熊野地方沿海部には「山桜は2度咲く。3月中旬と4月中旬に」と言う人もいる。

このうち3月中旬頃に満開を迎える山桜に「クマノザクラ」と命名し、

現在新種として正式認定手続き中とのこと。

認定されると日本では100年ぶりの桜自然種発見で、10種目の自生する桜となる。

見た目ではヤマザクラより花の紅色が濃く、葉が小さいそうだが、

開花期には葉がほとんど出ていないので、葉の大きさは比べられなかった。

花弁の色は確かに紅色の濃いものが多かった。

地域が紀伊半島南部に限定されるので、3月中旬そこで常緑樹の山に点在するピンクの模様を見つければ、

それは「クマノザクラ」だ。