忍野高原の四季

ここは山梨県忍野村高座山の南斜面、忍草(しぼくさ)地区住民の元萱狩場。

初春の山焼きと晩秋の通路の草刈り以外は人手がほとんど加わらず、

真の里山として自然が色濃く残っており、

四季を通じていろいろな草花に巡り会える。

・9月17日(2018年)

 

草原はススキの穂で覆われ始め、ハギやアザミが背を伸ばして道を覆っている。

 

フシグロ、コシオガマ、オケラ、タチコゴメグサ

等背の低い植物はわずかに見えている路地で命を

繋いでいた。

ひっそりと咲く花  オケラ、フシグロ(1)(2)、タチコゴメグサ、コシオガマ、トモエシオガマ

ノコンギク、ヨメナ、タイアザミ、タムラソウ、オヤマボクチ、ヤクシソウ、コウゾリナ

チカラシバ、オオバコ、イヌヤマハッカ、ヒキオコシ、ミズヒキ、ツリフネソウ、ワレモコウ、タチフウロ

ヤマハギ、ナンテンハギ

・4月22日(2018年)

山焼き。最上部に点火し、焼け跡を防火帯として焼き進む。

これからいろいろな草花の芽吹きが始まる。

山の様子(8時半・9時(点火)・10時・1時半) 振り返れば日本の象徴

タチツボスミレ、バッコヤナギ

5月29日(2018年)

山焼きから1か月少し経過。高原は緑に覆われ、ワラビ採りする地元民の声が弾む。

今年は富士の雪解けも早いようだ。

カイジンドウ、アヤメ、ホタルカズラ

ウマノアシガタ、イワニガナ、ヤマカイシュウ、クサボケ、ナワシロイチゴ、コゴメウツギ、

ハリエンジュ、ミズキ

チゴユリ、アマドコロ、キジムシロ、ミツバツチグリ、ヤマウルシ、ホソバテンナンショウ

フタリシズカ、スイバ

タチドコロ、オニドコロ、ノイバラ

6月14日(2018年)

冨士は梅雨空の雲に隠れて現れず。ススキは50~70cmに成長。

カイジンドウはやや盛りを過ぎていたが多株あり、ヤマタツナミソウは全盛期。

ヤマハタザオ、ウツギ、ミヤマガマズミ、ナルコユリ、シモツケ、ナンテンハギ、ノイバラ

ハハコグサ、ニガナ、スイカズラ、セイヨウタンポポ

・7月3日(2018年)

関東地方は6月29日に梅雨明け、

暑い日が続く。

富士の雪は一筋、二筋辛うじて残っている。

 

ハナハタザオに初めて出会う。

 

 

ハナハタザオ

カワラマツバ、ヒメヨツバムグラ、ノハナショウブ、カタバミ、

ホタルブクロ、オオバギボウシ、オカトラノオ、ウツボグサ

イタドリ、エゾカワラナデシコ、バライチゴ、クマイチゴ

タケニグサ、ヒルガオ、クララ、イタチササゲ

・7月12日(2018年)

西日本は記録的豪雨で広島、岡山を中心に被害甚大。

富士は厚い雲に覆われ姿拝めず。

セイタカスズムシソウ、キキョウ

野焼きの原に群れるオオナンバンギセルの子供たちと樹林帯のツチアケビ

ヤマホタルブクロ、クサレダマ、タチフウロ、ツリガネニンジン(萼片に鋸歯)

カセンソウ、イヌゴマ、ダイコンソウ、ツルフジバカマ

チダケサシ

・7月25日(2018年)

連日猛暑が続き、熊谷では41.1°Cの過去最高気温を記録。

 

今日はヒナノキンチャクを教えてもらう。

 

オオナンバンギセルも咲き始めた。

ヒナノキンチャク

オオナンバンギセル

ヒキヨモギ

イヌザンショウ、タカトウダイ、ハナハタザオ、ヘクソカズラ

コケオトギリ、フクシマシャジン(萼片が全縁)、ヒメジオオン、コウゾリナ

アキノタムラソウ、オミナエシ、バライチゴ、キンミズヒキ

タチフウロ、ヤマハギ、イヌザンショウ、コオニユリ

・7月26日(2017年)

初めて忍野高原を案内してもらう。大きなキキョウの花にビックリ。

キキョウ、ツリガネニンジン(萼片に鋸歯)、イケマ

カセンソウ、アブラチャン、シオデ

シシウド、エゾカワラナデシコ、ヒルガオ

ナワシロイチゴ、コマツナギ

オニドコロ、チダケサシ、コオニユリ

・8月10日(2018年)

8月8日は忍野のお祭り。

八文字焼きが忍野高原で行われるが雨で中止になった模様。(八の字は村役場付近から眺めると真っすぐに見える)

 

オオナンバンギセルもそろそろお終いだ。

 

蒸し暑くてしょうがない。

 

オオナンバンギセル(2018年7月25日、2018年8月10日、2018年8月10日)

ヤマハッカ、ヒナノキンチャク

メマツヨイグサ、フクシマシャジン、ガガイモ

オトコヨモギ、ノブキ、コウゾリナ

イヌゴマ、キセワタ、アキノタムラソウ

マツムシソウ、オミナエシ、ミズヒキ

イタドリ(雌)、イタドリ(雄)、ツユクサ

ヒキヨモギ、ヤマハギ、コオニユリ

・8月23日(2017年)

 今年はタマゴタケが豊作

フジセンニンソウ、オヤマボクチ、キセワタ

オミナエシ、ユウスゲ、イブキゼリモドキ

オオナンバンギセル、ヤマホトトギスの赤ん坊、コオニユリ

・9月3日(2018年)

 

あいにくの雨模様で、高原も靄がかかった状態。

台風21号四国、近畿に近づく。

 

この時期シソ科やキク科の花々が自己主張を

始めた。

ヒキオコシ(シソ科)が多く見られる。

センニンソウ(2017年8月22日、2018年9月3日、2017年10月12日)

アカネ、アキカラマツ、クサボタン、ヒヨドリバナ、シラヤマギク、キゾメカミツレ(帰化)

タイアザミ(雌性頭花)、タイアザミ(両性頭ア花)、タムラソウ、ツリフネソウ、タチフウロ、ヤマハギ

ツルフジバカマ、ヤマハギ

ヒキオコシ

キセワタ(2018年8月10日、2018年9月3日、2018年9月3日)

ヤマハッカ(2018年8月10日、2018年9月3日、2018年9月3日)

・10月12日(2017年)

 

  富士の笠雲

ユキザサ、マムシグサ、サルトリイバラ

ヤクシソウ、リュウノウギク、ノコンギク

フジセンニンソウ、ナギナタコウジュ、ヤマラッキョウ

リンドウ、ムラサキセンブリ、オヤマボクチ

・10月26日(2017年)

 

忍野の草原から見る富士は

今年2度目の冠雪。

これが根雪となるのだろうか。

 

花々は皆元気がなくなり

名残り花も間もなく消え

春の山焼きを待つ。

リュウノウギク、シラヤマギク、ヤクシソウ、コウゾリナ、スイカズラの実

ヤマラッキョウ、リンドウ、葉が細く一輪のみつけるタイプのリンドウ、ムラサキセンブリ

・12月9-10日(2017年)

 一面枯ススキ、花は霜柱の花のみ。富士には薄木がよく似合う。

日の出、日中、日没時の富士